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物価
ふりがな文庫
“物価”のいろいろな読み方と例文
旧字:
物價
読み方
割合
ものなり
33.3%
もの
22.2%
しょしき
11.1%
しよしき
11.1%
ぶっか
11.1%
ぶつか
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものなり
(逆引き)
物価
(
ものなり
)
が高くなったとき、食べるのに困ると楽屋で皆、愚痴を言ったら、そのとき、さすがにうちの師匠の助六は、困ることはない諸式が倍になったら
此方
(
こっち
)
も倍働きなとこう言った。
寄席
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
物価(ものなり)の例文をもっと
(3作品)
見る
もの
(逆引き)
知合も
交際
(
つきあい
)
もない。まるで他国と同様だ。それに来て見ると、砂が立つ、
埃
(
ほこり
)
が立つ。
雑沓
(
ざっとう
)
はする、
物価
(
もの
)
は
貴
(
たか
)
し、けっして住み好いとは思わない。……
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
物価(もの)の例文をもっと
(2作品)
見る
しょしき
(逆引き)
あとで景気でもよくなればだが、大事な子は殺される、
物価
(
しょしき
)
は高くなる。こんなばかげたものはない。世のいい時分に出かせぎなどというものはなかった。みんな戦争のおかげだ。
三四郎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
物価(しょしき)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
しよしき
(逆引き)
自分の子も戦争中兵隊にとられて、とう/\
彼地
(
あつち
)
で死んで仕舞つた。一体戦争は何の為にするものだか
解
(
わか
)
らない。
後
(
あと
)
で景気でも
好
(
よ
)
くなればだが、大事な子は殺される、
物価
(
しよしき
)
は高くなる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
物価(しよしき)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぶっか
(逆引き)
二十年後の世界は
物価
(
ぶっか
)
がたいへんやすいようである。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
物価(ぶっか)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぶつか
(逆引き)
「さうですね、その
辺
(
へん
)
に
立
(
た
)
つてゐるやうな
小
(
ちひ
)
さな
石
(
いし
)
でも、
戦争後
(
せんさうご
)
は
物価
(
ぶつか
)
がちがひますからな、五六
千円
(
せんゑん
)
はかゝるつもりでないと
出来
(
でき
)
ません。」
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
物価(ぶつか)の例文をもっと
(1作品)
見る
“物価”の意味
《名詞》
物 価(ぶっか)
物の値段。
(経済)家計が、通常の生活を維持する目的で財やサービスを購入することに支出する財貨の合計。
(出典:Wiktionary)
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
価
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
“物価”で始まる語句
物価騰貴
検索の候補
物価騰貴
価物
安価物
有価物
“物価”のふりがなが多い著者
正岡容
永井壮吉
夏目漱石
国木田独歩
永井荷風
海野十三