“時節”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じせつ87.5%
とき8.9%
をりふし3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿し奉りし處御部屋住おんへやずみなれば後々召出さるべしとの御約束にて夫迄それまでは何れへ成とも身をよせ時節じせつを待べしとの上意にて御墨附おんすみつき御短刀おたんたう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
時節ときが参らねば浮世の事はすべて思うようにはならぬものじゃ。万事気永うなさるがよい。なるほど父上をいさめられることも折につけてはなさるもよい。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
時節をりふしのきはみなき欝憂は池にうつろひ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)