“好奇心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうきしん59.5%
かうきしん24.3%
ものずき10.8%
おもいつき2.7%
キユリオシチイ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな羞恥しゅうちと高慢さとの入り混った視線とは異って、私の上に置かれているその少女の率直そっちょくな、好奇心こうきしんでいっぱいなような視線は
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
私の好奇心かうきしんが彼を怒らせるかどうかは問題ではない。私は彼を怒らせてみたりなだめてみたりする事に興味を感じてゐた。
低声こごえに教えてくれた。カッフェにいた男女が、好奇心ものずきに廊下を覗いているらしい気勢けはいがしたが、彼女が客を連れて階段をあがりかけたときに、どっと笑い声が聞えた。
碧眼 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
「こんな大掛かりの浮き岩を人工で作ったというのは、決して冗談や好奇心おもいつきからではあるまい。きっと必要があったからさ」
「それは武器ではない、好奇心キユリオシチイです。私の頭にあてがふよりも博物館に持つて往つた方がよろしい。」といふ。