“年魚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あゆ50.0%
ねんぎょ16.7%
ねんぎよ16.7%
アユ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紀州有田川の源流へ高野こうやの坊主輩が便利する、由ってこの川の年魚あゆが特に肥え美味だなど伝うると等しく多少拠る所があったものか。
毎年のことながら、春から夏、秋と昔からいう年魚ねんぎょの季節となる。
弦斎の鮎 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
同書どうしよ崔禹錫さいうせき食経しよくきやうを引て「さけ其子そのこいちごあかひかり春うまれて年の内にゆゑにまた年魚ねんぎよと名く」と見えたり。
年魚アユとると 網うちヒサげ、川がりに行きます時に なりけるものを﹅
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)