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容顏
読み方 | 割合 |
きりやう | 33.3% |
ようがん | 33.3% |
かほかたち | 16.7% |
きりよう | 16.7% |
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好み
甚だ
婬婦なりしが娘お
熊は
容顏衆人に
勝れて
美麗く見る
者心を
動さぬものなく二八の
春秋も
過て年頃に及びければ
引手數多の身なれども
我下紐は
許さじと
清少納言の
教へも今は
伊達なる母を
「
應」は
普通の
乞食と
齊しく、
見る
影もなき
貧民なり。
頭髮は
婦人のごとく
長く
伸びたるを
結ばず、
肩より
垂れて
踵に
到る。
跣足にて
行歩甚だ
健なり。
容顏隱險の
氣を
帶び、
耳敏く、
氣鋭し。
洗ひ或時は酒の
給仕などにも出るにお花は
容顏麗しければ是を
慕ひ多くの旅人の中には種々なる
戯れ事を
一
體の
容顏好い
方なれども、いかにもいかにもの
田舍風、
午房縞の
綿入れに
論なく
白木綿の
帶、
青き
毛布を
膝の
下に、
前こゞみに
成りて
兩手に
頭をしかと
押へし。