“大胆不敵”の読み方と例文
旧字:大膽不敵
読み方割合
だいたんふてき100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう思って目をつむると、やがてぐっすりと眠りこんでしまいました。からだは小さいけれど、大胆不敵だいたんふてきな少年です。
鉄人Q (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
手拍子てべうしつやう、こし麻袋あさぶくろをはた/\とたゝいたが、おにむかつていしきく、大胆不敵だいたんふてきさまえた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
単に男というときは、ただちに男らしいとかあるいは剛毅ごうきとか、あるいは大胆不敵だいたんふてき、あるいは果断かだん勇猛ゆうもう、あるいは任侠にんきょうというような一種の印象いんしょう惹起じゃっきす。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
いずれにしても、大胆不敵だいたんふてき傍若無人ぼうじゃくぶじん怪盗かいとうといわねばなりません。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
いくら大胆不敵だいたんふてきの二十面相でも、もう正体がわかってしまった今、探偵と肩をならべて、ホテルの人たちやまり客のむらがっている玄関を、通りぬける勇気はなかったのです。
怪人二十面相 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ゆうべ暗号の半分をぬすみだしていった悪者が、大胆不敵だいたんふてきにも、電話をかけてきたのです。
大金塊 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
黒い魔物は、大胆不敵だいたんふてきにも三人の目の前で、のろいの宝石をうばいさったのです。
少年探偵団 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
そうですよ。二十面相というやつは、そういう大胆不敵だいたんふてきなまねをして喜んでいるのです。そんなたくみな変装のできるやつが、ほかにあろうとは考えられません。むろんあいつ自身がぼくに化けてお宅へやってきたのですよ。あいつは、あなたがぼくに電話をかけられたのを知って、すぐそのあとから、あなたの声をまねて、ぼくのところへ取りけしの電話をかけたのですよ。
妖怪博士 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)