“高手小手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかてこて92.3%
タカテコテ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二使の守りについていた郝萌かくほうは、張飛に出会って、馬上から組み落され、高手小手たかてこてに縛られて、捕虜になってしまった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
松子はウトウトしたかと思うと高手小手たかてこてに縛り上げられて病院を引摺ひきずり出される姫草ユリ子の姿をアリアリと見たりしてゾッとして眼が醒めたという。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
坊舎バウシヤ、商家、民屋マデ空袋アキブクロノ底ヲサグルガ如ク、残ラズ捜シ出サレ、五十、七十ト高手小手タカテコテニ縄ヲカケ、袖ヨリ袖ヘ縄ヲ通シ、珠数ツナギニ一群レヅツ札ヲツケテ、本陣ヘ引キ参リ
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)