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供
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くう
ふりがな文庫
“
供
(
くう
)” の例文
竜神より神仏へ
供
(
くう
)
と
云
(
いふ
)
が
普通
(
ふつう
)
の
説
(
せつ
)
なれど、こゝに
珎
(
めづらし
)
き
竜燈
(
りうとう
)
の談あり、少しく竜燈を
解
(
げす
)
べき説なれば
姑
(
しばら
)
くしるして
好事家
(
かうずか
)
の
茶話
(
ちやわ
)
に
供
(
きよう
)
す。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
弦を離れし
箭
(
や
)
の如く
嵯峨
(
さが
)
の奥へと走りつき、ありしに代へて心安き
一鉢三衣
(
いつぱつさんえ
)
の身となりし
以来
(
このかた
)
、花を採り水を
掬
(
むす
)
むでは聊か大恩教主の御前に一念の至誠を
供
(
くう
)
じ
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
竜神より神仏へ
供
(
くう
)
と
云
(
いふ
)
が
普通
(
ふつう
)
の
説
(
せつ
)
なれど、こゝに
珎
(
めづらし
)
き
竜燈
(
りうとう
)
の談あり、少しく竜燈を
解
(
げす
)
べき説なれば
姑
(
しばら
)
くしるして
好事家
(
かうずか
)
の
茶話
(
ちやわ
)
に
供
(
きよう
)
す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
簀
(
さく
)
を
易
(
か
)
え
机
(
き
)
を
按
(
お
)
き、花を
供
(
くう
)
し香を
焼
(
た
)
くような事は
僕婢
(
ぼくひ
)
の為すがままに任せていたが、僧を
喚
(
よ
)
び
柩
(
ひつぎ
)
に
斂
(
おさ
)
めることは、其命を下さなかったから誰も手をつけるものは無かった。一日過ぎ、二日過ぎた。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
百樹
(
もゝき
)
案に、
件
(
くだん
)
の風土記に
再
(
ふたゝ
)
び
荊棘
(
けいきよく
)
の
条
(
えだ
)
を取り
香花
(
つねにいのる
)
神前に
挿
(
さしはさむ
)
といひしは、
餅花
(
もちばな
)
を
神棚
(
かみたな
)
へ
供
(
くう
)
ずる事を聞て
粥杖
(
かゆつゑ
)
の事と
混錯
(
こんさく
)
して記したるなるべし。
然
(
しか
)
りとすれば
餅花
(
もちはな
)
も古き
祝事
(
しゆくじ
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
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百樹
(
もゝき
)
案に、
件
(
くだん
)
の風土記に
再
(
ふたゝ
)
び
荊棘
(
けいきよく
)
の
条
(
えだ
)
を取り
香花
(
つねにいのる
)
神前に
挿
(
さしはさむ
)
といひしは、
餅花
(
もちばな
)
を
神棚
(
かみたな
)
へ
供
(
くう
)
ずる事を聞て
粥杖
(
かゆつゑ
)
の事と
混錯
(
こんさく
)
して記したるなるべし。
然
(
しか
)
りとすれば
餅花
(
もちはな
)
も古き
祝事
(
しゆくじ
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此盃手に入れば
幸
(
さいはひ
)
ありとて人の
濤
(
なみ
)
をなして取んとす。
神酒
(
みき
)
は神に
供
(
くう
)
ずる
状
(
かたち
)
して人に
散
(
ちら
)
し、盃は人の中へ
擲
(
なぐ
)
る、これを
得
(
え
)
たる人は宮を
造
(
つく
)
りて
祭
(
まつ
)
る、其家かならずおもはざるの幸福あり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此盃手に入れば
幸
(
さいはひ
)
ありとて人の
濤
(
なみ
)
をなして取んとす。
神酒
(
みき
)
は神に
供
(
くう
)
ずる
状
(
かたち
)
して人に
散
(
ちら
)
し、盃は人の中へ
擲
(
なぐ
)
る、これを
得
(
え
)
たる人は宮を
造
(
つく
)
りて
祭
(
まつ
)
る、其家かならずおもはざるの幸福あり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
供
常用漢字
小6
部首:⼈
8画
“供”を含む語句
子供
供物
御供
小供
子供心
供揃
子供衆
女子供
供給
供養
供奉
供御
供人
節供
供廻
子供等
御供養
供餅
濫僧供
供養物
...