“竜燈”のいろいろな読み方と例文
新字:竜灯
読み方割合
りゅうとう62.5%
りうとう25.0%
りゆうとう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この娘は、茂太郎が竜燈りゅうとうの松にのぼって歌をうたい、それから西に向って走り出した最初の時から見ていて、追わなかった娘であります。
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
竜神より神仏へくういふ普通ふつうせつなれど、こゝにめづらし竜燈りうとうの談あり、少しく竜燈をげすべき説なればしばらくしるして好事家かうずか茶話ちやわきようす。
白張りの提灯ちやうちん竜燈りゆうとうはその中に加はつてはゐないらしかつた。が、金銀の造花の蓮は静かに輿こしの前後にゆらいで行つた。……
歯車 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)