“はへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハヘ
語句割合
66.7%
22.2%
匍匐5.6%
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絶えも入りたげな面目なさに、長い睫毛まつげを伏せたまゝ——、惡い女も隨分大勢見て來た平次にも、たゞの巾着切や胡麻ごまはへとは思へないいぢらしさです。
何しらに灰きならす夜のなぐさまぶれあやしくはへかはばたく
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
あゝ匍匐はへ六尺ろくしやく
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
よこれて田畝道たんぼみちを、むかふへ、一方いつぱうやますそ片傍かたはら一叢ひとむらもり仕切しきつた真中まんなかが、ぼうひらけて、くさはへ朧月おぼろづきに、くもむらがるやうなおくに、ほこら狐格子きつねがうしれる
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)