“はうろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
焙烙60.0%
炮烙20.0%
炮砥20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれたゞ一つでもいから始終しじゆうしるなかかならずくつ/\としかつた。しかしそれは一同みんないはときのみで、それさへ卯平うへい只獨ただひとりゆつくりとあぢはふには焙烙はうろくせる分量ぶんりやうあまりにらなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
四十もんにてかひ炮烙はうろくにて是をいり金紙きんがみに包み鄭重たいそうらしくしておつねに密とわたしければお常はよろこ金子きんすを玄柳につかはしおくま倶々とも/″\あつく禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
みなさんはお通夜つやのおかたか、おや/\物騒ぶつさうだな、通夜つやばうさんがさけ酔倒ゑひたふれてる、炮砥はうろく線香せんかうをどつさりして、一本花ぽんばな枕団子まくらだんご旧弊きうへいだね、これから思ふと地獄ぢごくはう余程よつぽどひらけた。とふお話で。
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)