“炮烙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうろく69.6%
ほうらく26.1%
はうろく4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
病友はまたずっとさかのぼった幼時の思い出を懐しもうとするのか、フライパンで文字焼を焼かせたり、炮烙ほうろくで焼芋を作らせたりした。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
此の珍客にはフンシが必要だと気が付いて、昨夜慌てゝ炮烙ほうらくを買ひに行つたのはいゝが、砂がないのには困つてしまつて、五六丁先の普請場ふしんばから
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
四十もんにてかひ炮烙はうろくにて是をいり金紙きんがみに包み鄭重たいそうらしくしておつねに密とわたしければお常はよろこ金子きんすを玄柳につかはしおくま倶々とも/″\あつく禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)