“普請場”の読み方と例文
読み方割合
ふしんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普請場ふしんばとすぐくっ付いている角屋の裏口で、親方の甚内の声が近く聞え、やがて空地の中へは、小次郎たち三名の姿も見えている。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其見世の先に普請場ふしんばがあつて、煉瓦職人の姿が其の前に見えたから、技師の話を憶出おもひだして、仕事をさせて貰はうと思つたからで。
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)
玉川砂利に古金物か、——どこかの石置場か、普請場ふしんばへ行けば手に入るだろう。金物も古釘と鍋の破片かけらと選り分けてあるところを