“しちてんばつたう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
七顛八倒66.7%
七轉八倒33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐵車てつしや其樣そんことではビクともしない、反對はんたいじう彈飛はじきとばすと、百獸ひやくじう王樣わうさま團子だんごのやうにくさうへ七顛八倒しちてんばつたう吾等われら一同いちどうはドツとわらつた。
時分じぶんおほきな海鼠なまこ二尺許にしやくばかりなのをつてべて、どくあたつて、なないまでに、こはれごはれのふねなかで、七顛八倒しちてんばつたう苦痛くるしみをしたつてふよ。……まあ、どんな、心持こゝろもちだつたらうね。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
汽車きしやさかさまちてまない。けむりいのがいはくづして、どろき/\、なみのやうなつちあふつて、七轉八倒しちてんばつたうあがきもだゆる。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)