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しちてんばっとう
ふりがな文庫
“しちてんばっとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
七顛八倒
66.7%
七転八倒
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七顛八倒
(逆引き)
見ると
疎
(
うと
)
い
提灯
(
ちょうちん
)
の灯に照らされて、藤屋の万兵衛が
七顛八倒
(
しちてんばっとう
)
の苦悶をつづけているのです。
銭形平次捕物控:108 ガラッ八手柄話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
夜も静か、老公の声もいと穏やかなのに、ひとり胸の中で
七顛八倒
(
しちてんばっとう
)
していた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しちてんばっとう(七顛八倒)の例文をもっと
(8作品)
見る
七転八倒
(逆引き)
M氏は、「そうだったかな」と気軽く言い、小首を
捻
(
ひね
)
りながら、村川を
捜
(
さが
)
しに行きましたが、ぼくは、居たたまれず、船室に駆けこみ、頭を
押
(
おさ
)
えて、
七転八倒
(
しちてんばっとう
)
の苦しみでした。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
君が私に殺される幻想を
恍惚
(
こうこつ
)
として
飽
(
あ
)
くなく
貪
(
むさぼ
)
るのがここ数年の私の生き甲斐であった。君は地上の誰よりも狼狽して
踠
(
もが
)
くであろう。現に私の幻想の中で、君は最も醜い姿で
七転八倒
(
しちてんばっとう
)
している。
小さな部屋
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
しちてんばっとう(七転八倒)の例文をもっと
(4作品)
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