“あみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アミ
語句割合
網82.4%
編6.4%
阿弥3.2%
罔2.4%
金網0.8%
海糠0.8%
糖蝦0.8%
糠鰕0.8%
罟0.8%
罥0.8%
醤蝦0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
網(あみ)で捕(と)つたと、釣(つ)つたとでは、鯛(たい)の味が違ふと言はぬか。あれ等(ら)を苦(くるし)ませては成らぬ、悲(かなし)ませては成らぬ、海の水を酒にして泳がせろ。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
私なども編(あみ)あげ靴の紐(ひも)を結び直したばかりに、やはり他社のものに先をこされて、あやうく首切られそうになったかなしい経験がございます。
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
善定(ぜんじょう)兼吉、奈良太郎兼常、徳永兼宣、三阿弥(あみ)兼高、得印兼久、良兼母、室屋兼任——この七人の末葉(まつよう)、美濃越前をはじめとして、五畿(き)七道(どう)にその数およそ千百相に別れ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
走(はし)る者(もの)は以(もつ)て(八)罔(あみ)を爲(な)す可(べ)く、游(およ)ぐ者(もの)は以(もつ)て(九)綸(いと)を爲(な)す可(べ)く、飛(と)ぶ者(もの)は以(もつ)て(一〇)矰(いぐるみ)を爲(な)す可(べ)し。龍(りよう)に至(いた)つては、吾(われ)其(そ)の風雲(ふううん)に乘(じよう)じて天(てん)に上(のぼ)るを知(し)ること能(あた)はず。
クレヨン画を見せてもらひぬわが過去に無き明るさを金網(あみ)ごしに笑みつ
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
握手さへはばむ金網(あみ)目に師が妻の手のひら添へばわれも押し添ふ
遺愛集:02 遺愛集 (新字新仮名) / 島秋人(著)
豚肉なしの竹の子そぼろ煮、竹の子かにんじんがあれば、細かくきざんで、豚肉代わりに海糠(あみ)か、生節(なまり)ぐらゐ入れる。
ともしい日の記念 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
歩行(ある)いたり、果(はて)は胡坐(あぐら)かいて能代(のしろ)の膳の低いのを、毛脛(けずね)へ引挟(ひっぱさ)むがごとくにして、紫蘇(しそ)の実に糖蝦(あみ)の塩辛(しおから)、畳み鰯(いわし)を小皿にならべて菜ッ葉の漬物堆(うずたか)く、白々と立つ粥の湯気の中に、真赤(まっか)な顔をして
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
糠鰕(あみ) 七七・六八 一六・二八 三・二六 二・七九
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ジサ女、年中何の月にも属せず、太陽天に停(とど)まって動かぬと信ぜらるる日を択(えら)び、身に罟(あみ)を被(おお)ったのみ故、裸とも著衣とも言えぬ。
仏言う今より蛇を罥(あみ)する者は突吉羅罪(ときらざい)とす、器に盛り遠く無人処に著(お)くべしと。
彼らでも死んでしまえば、醤蝦(あみ)や白子と変りあるまい。ぼくらが旨いと思って食べるうにの卵巣や鱈の精虫、つまりしらこと同じことである。