日本婦道記にほんふどうき箭竹やだけ
矢はまっすぐに飛んだ、晩秋のよく晴れた日の午後で、空気は結晶体のようにきびしく澄みとおっている、矢はそのなかを、まるで光の糸を張ったように飛び、垜のあたりで小さな点になったとみると、こころよい音をたてて的につき立った。——やはりあの矢だ。家 …
作品に特徴的な語句
生活たつき そく 膝行しっこう 三伏みつぶせ 下僕げぼく むせ 宿しゅく ほう 扈従こしょう ひで おそ 水守みずもり みき 茅野かやの 西尾にしお せめ 万治まんじ 三河みかわ 世子せいし 丹後たんご 些細ささい もっ おっ そうろう りん 刃傷にんじょう 初生はつな 加封かほう 参覲さんきん 叱責しっせき つぶや 和子わこ とが 唱名しょうみょう うわさ あずち ほこり 家光いえみつ 家綱いえつな 寛永かんえい 寡婦やもめ きっ 峻厳しゅんげん 床几しょうぎ 微塵みじん 忠善ただよし 思召おぼしめ しょう はばか 投町なげまち こぶし 方丈ほうじょう 昂奮こうふん わく わざ 正保しょうほう 此処ここ 母子おやこ 洗足すすぎ とどこお 濶達かったつ 熊造くまぞう よし 畷道なわてみち 百記ももき まれ はず 筈巻はずまき 箭竹やだけ 箭箆やべら 箭簳やみき 粗忽そこつ ただ 素読そどく 縹緻きりょう 美濃みの 胸膈きょうかく ひざ 草鞋わらじ 葉簇はむら こうむ あお かげ 藤枝ふじえだ ふすま 言上ごんじょう しる かが たくま 道次みちすがら
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