道鏡どうきょう
日本史に女性時代ともいふべき一時期があつた。この物語は、その特別な時代の性格から説きだすことが必要である。 女性時代といへば読者は主に平安朝を想像されるに相違ない。紫式部、清少納言、和泉式部などがその絢爛たる才気によつて一世を風靡したあの時 …
作品に特徴的な語句
オビト つかさど かく やつこ 道祖フナド とど 主神カンヅカサ 所知シラス とな 諒闇りようあん 安宿アスカ 重祚ちようそ 大命おおみこと 淫縦いんじゆう 鞏固きようこ 入内じゆだい 法体ほつたい いさおし 安宿あすか 百川ももかわ 大市おおち 義淵ぎえん 老獪ろうかい 白壁しらかべ 諡号しごう 聞食きこしめ 異体えたい 珂瑠かる 葛城かつらぎ こう みことのり 東人あずまびと いさ 諷諫ふうかん もろもろ 諸兄もろえ 讒言ざんげん 輿論よろん 追捕ついぶ 集侍うごなわ 鸞輿らんよ 黄文きぶみ 宿禰すくね 乙縄おとただ 供御くご 保良ほら 倭舞やまとまい 冊立さくりつ なかば 却々なかなか 地下じげ 地祇ちぎ 大保たいほう 大炊おおい 大隅おおすみ 孜々しし 宇合うまかい 玄昉げんぼう 山背やましろ 巨勢こせ 広嗣ひろつぐ 御楯みたて 忿怒ふんぬ ほこ 房前ふささき まつりごと 敬々うやうや 施基しき 春宮とうぐう かつ ちん 梵唄ぼんばい 然々しかじか
題名が同じ作品
道鏡 (新字新仮名)坂口安吾 (著)