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『海水浴』
ふりがな文庫
『
海水浴
(
かいすいよく
)
』
明治十四年の夏、当時名古屋鎮台につとめていた父に連れられて知多郡の海岸の大野とかいうところへ「塩湯治」に行った。そのとき数え年の四歳であったはずだから、ほとんど何事も記憶らしい記憶は残っていないのであるが、しかし自分の幼時の体験のうちで不思 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文芸春秋 第十三年第八号」1935(昭和10)年8月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
紐帯
(
ひもおび
)
胆
(
ぎも
)
讖
(
しるし
)
這上
(
はいあ
)
生
(
い
)
扱帯
(
しごきおび
)
跣足
(
はだし
)
知多
(
ちた
)
種崎
(
たねざき
)
耳目
(
じもく
)
聳動
(
しょうどう
)
貪
(
むさぼ
)
距
(
へだ
)
痺
(
しび
)
逗子
(
ずし
)
郭公
(
かっこう
)
鍔広
(
つばびろ
)
附纏
(
つきまと
)
離屋
(
はなれ
)
風靡
(
ふうび
)
鮪漁
(
まぐろりょう
)
鱗
(
うろこ
)
黄螺
(
ばい
)
手許
(
てもと
)
冠
(
かぶ
)
凭
(
もた
)
土堤
(
どて
)
夕凪
(
ゆうなぎ
)
宅
(
うち
)
山蟻
(
やまあり
)
張良
(
ちょうりょう
)
怖気
(
おじけ
)
怪訝
(
けげん
)
恥曝
(
はじさら
)
矢絣
(
やがすり
)
時鳥
(
ほととぎす
)
本音
(
ほんね
)
欄
(
てすり
)
水甕
(
みずがめ
)
泥溝
(
どぶ
)
流行
(
はや
)
浴衣
(
ゆかた
)
無垢
(
むく
)
乾板
(
かんぱん
)