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𠠇
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き
ふりがな文庫
“
𠠇
(
き
)” の例文
道の右は山を
𠠇
(
き
)
りて長壁と成し、
石幽
(
いしゆう
)
に
蘚碧
(
こけあを
)
うして、
幾条
(
いくすぢ
)
とも白糸を乱し懸けたる
細瀑小瀑
(
ほそたきこたき
)
の
珊々
(
さんさん
)
として
濺
(
そそ
)
げるは、
嶺上
(
れいじよう
)
の松の
調
(
しらべ
)
も、
定
(
さだめ
)
てこの
緒
(
を
)
よりやと見捨て難し。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
𠠇
部首:⼑
15画