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黄熟香
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くわうじゆくかう
ふりがな文庫
“
黄熟香
(
くわうじゆくかう
)” の例文
むかし
西蕃
(
さいばん
)
から渡来した
黄熟香
(
くわうじゆくかう
)
を、時の
帝
(
みかど
)
聖武
(
しやうむ
)
が蘭奢待の三字に寺の名を入れて、その儘東大寺の宝蔵に納められた稀代の
沈香
(
ぢんかう
)
で、正倉院の目録によると、重量二貫五百目、長さ五尺二寸
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“黄熟香(
蘭奢待
)”の解説
蘭奢待/蘭麝待(らんじゃたい)は、正倉院に収蔵されている香木。天下第一の名香と謳われる。
正倉院宝物目録での名は黄熟香(おうじゅくこう)で、「蘭奢待」という名は、その文字の中に"東・大・寺"の名を隠した雅称である。
その香は「古めきしずか」と言われる。全浅香(紅沈香)と並び、権力者にとって重宝された。宝物番号は中倉135。
(出典:Wikipedia)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
熟
常用漢字
小6
部首:⽕
15画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
“黄熟”で始まる語句
黄熟