黄泉醜女ヨモツシコメ)” の例文
黄泉の国に愛妻を見棄てゝ、遁れ帰られたいざなぎの命は、後から追ひすがる黄泉醜女ヨモツシコメをはらふ為に、桃の実を三つとりちぎつて、待ち受けて、投げつけた。
桃の伝説 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
黄泉醜女ヨモツシコメの黄泉軍衆イクサと言ふのも、死の国の獰猛な女の編成した、死の国の軍隊と言ふ事である。いざなぎの命が、あれ程に困らされた伝へのあるのも、祖先の久しい戦争生活から来た印象である。
最古日本の女性生活の根柢 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
黄泉醜女ヨモツシコメの黄泉軍衆イクサというのも、死の国の獰猛どうもうな女の編成した、死の国の軍隊ということである。いざなぎの命が、あれほどに困らされた伝えのあるのも、祖先の久しい戦争生活から来た印象である。
最古日本の女性生活の根柢 (新字新仮名) / 折口信夫(著)