“ヨモツシコメ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:よもつしこめ
語句割合
黄泉醜女60.0%
予母都志許売20.0%
泉津醜女20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄泉醜女ヨモツシコメの黄泉軍衆イクサと言ふのも、死の国の獰猛な女の編成した、死の国の軍隊と言ふ事である。いざなぎの命が、あれ程に困らされた伝へのあるのも、祖先の久しい戦争生活から来た印象である。
最古日本の女性生活の根柢 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
是に伊邪那岐命、見かしこみて逃げ返ります時に、其イモ伊邪那美命、吾にハヂ見せ給いつと申給いて、即ち予母都志許売ヨモツシコメを遣して追わしめき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
是に伊邪那岐命見カシコみて、逃げ返り坐す時に、其妹伊邪那美命、吾にハジ見せ給いつと申し給いて、やがて泉津醜女ヨモツシコメを遣わして、追わしめき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)