“鵲豆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふじまめ50.0%
ふぢまめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鵲豆ふじまめ (未熟品莢共) 九二・一六 二・二六 〇・一五 二・三五 二・四六 〇・六二
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
鵲豆ふじまめは庭の垣根に花にさき莢になりつゝ秋行かむとす
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
鵲豆ふぢまめのは殊にめでたし。何とて都の人はかゝる花実共によきものを植ゑざるならん。花の色白きも紫なるもをかし。歌人の知らず顔にて千年あまり経たる、更に心得ず。我がひが心の好みにや。
花のいろ/\ (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
鵲豆ふぢまめを曳く人遠く村雀稻の穗ふみて芋の葉に飛ぶ
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)