“鳥栖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とす83.3%
とぐら16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳥栖とすで、午前六時、長崎線に乗換る時には、歩廊を歩いている横顔にしぶきを受ける程の霧雨であった。車室は、極めて空いている。
山鹿方面の薩軍は、田原敗ると聞いて、即日、鳥栖とす地方に退き、官軍の本営は、七本に移り進んだ。
田原坂合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
高山たかやま鳥栖とぐらだちし兄鷹せうのごと
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)