“鰯波”の読み方と例文
読み方割合
いわしなみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月初めの夕焼け時で、空はいち面の鰯波いわしなみ——。こやつが空に散ったときは奇妙に魚が釣れると言い伝えられているその鰯波です。
水墨すいぼくひと刷毛の力描き、水に躍る馬たくましく、背に手綱かいぐる人また逞しく、空は夕陽の鰯波いわしなみにのどけく映えて、流れはさらに青々と愈々青く、飛沫もさらにまた涼しく躍り、まこと清涼