“鮑廷博”の読み方と例文
読み方割合
はうていはく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
享保年間に此種の一本が清商の手にわたつて、鮑廷博はうていはくの有に帰し、彼土かのどに於て飜刻せられた。次で林述斎は弘安本を活字に附して、逸存いつぞん叢書の中に収めた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
一は呉省蘭ごせいらん本で嘉慶中に藝海珠塵げいかいしゆぢんに収刻せられた。一は鮑廷博はうていはく本で乾隆中に知不足斎ちふそくさい叢書に収刻せられた。鮑本は程永培ていえいばい本を底本となし、館本を以て補足した。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)