トップ
>
骯髒
>
こうそう
ふりがな文庫
“
骯髒
(
こうそう
)” の例文
ダンテはいかにビヤトリスから奪ったことぞ。彼は一生の間ビヤトリスを浪費してなお余る程この愛人から奪っていたではないか。彼の生活は寂しかった。
骯髒
(
こうそう
)
であった。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
彼が
平生
(
へいぜい
)
蓄積したる
骯髒
(
こうそう
)
邁往
(
まいおう
)
の気、一時に沸発し、正に非常の事を為し、以て非常の功を立てんとす。ここにおいてか万里超海の
鵬挙
(
ほうきょ
)
は彼を促して、
終
(
つい
)
に
自
(
みずか
)
ら禁ずる
能
(
あた
)
わざりき。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
骯
部首:⾻
14画
髒
部首:⾻
22画