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饗応
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アルジ
ふりがな文庫
“
饗応
(
アルジ
)” の例文
旧字:
饗應
此に対照的なものに、をみがあつた。おみは大忌(人)で、主上が神となられ、同時に
饗応
(
アルジ
)
役となられるのに対して、其為事を補佐する位置に立つ為に、禁欲生活をして、宮廷に籠つてゐる。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
神々は、村の田の植わりきつて、村全体としてのさなぶりの
饗応
(
アルジ
)
を供へられた夜に帰るものと考へられたらしく、稍日長く逗留する事が、秋の刈り上げまで居るものゝ様に思はれて行つたらしい。
村々の祭り
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此
訪問
(
オトヅレ
)
は年に稀なるが故に、まれびとと称へて、
饗応
(
アルジ
)
を尽して、快く海のあなたへ還らせようとする。邑落生活の為に土地や生産、建て物や家長の生命を、祝福する詞を陳べるのが、常例であつた。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“饗応”の意味
《名詞》
酒食などを提供してもてなすこと。
(出典:Wiktionary)
饗
漢検準1級
部首:⾷
22画
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“饗応”で始まる語句
饗応役
饗応奉行
饗応振