饗応アルジ)” の例文
旧字:饗應
此に対照的なものに、をみがあつた。おみは大忌(人)で、主上が神となられ、同時に饗応アルジ役となられるのに対して、其為事を補佐する位置に立つ為に、禁欲生活をして、宮廷に籠つてゐる。
神々は、村の田の植わりきつて、村全体としてのさなぶりの饗応アルジを供へられた夜に帰るものと考へられたらしく、稍日長く逗留する事が、秋の刈り上げまで居るものゝ様に思はれて行つたらしい。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
訪問オトヅレは年に稀なるが故に、まれびとと称へて、饗応アルジを尽して、快く海のあなたへ還らせようとする。邑落生活の為に土地や生産、建て物や家長の生命を、祝福する詞を陳べるのが、常例であつた。