トップ
>
食詰者
>
くいつめもの
ふりがな文庫
“
食詰者
(
くいつめもの
)” の例文
食詰者
(
くいつめもの
)
であるだけに、かなり道楽の経験のある者もあるのであります。また意外に学問の出来る者もあるのであります。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
茶屋女らしいねと私が云えば、どうせ
食詰者
(
くいつめもの
)
でしょうよと、店の男は笑いながら云った。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それで
宜
(
よろ
)
しくばお稽古にお出でなさい、早瀬主税は攫徒の補助をした東京の
食詰者
(
くいつめもの
)
です。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「なあに君、旅へ出りゃお互いさ。ここの宿の奴らあ
食詰者
(
くいつめもの
)
ばかりでお話にゃならねえが、私ども世間師仲間じゃ
当前
(
あたりまえ
)
のことだ。お互いに困りゃ助け合う、旅から旅へ渡り歩く者のそれが人情さ。」
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“食詰”で始まる語句
食詰