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飜刻
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ほんこく
ふりがな文庫
“
飜刻
(
ほんこく
)” の例文
新字:
翻刻
何も知らぬ者に
如何
(
どう
)
して教えるかと云うと、その時江戸で
飜刻
(
ほんこく
)
になって居る
和蘭
(
オランダ
)
の文典が二冊ある。一をガランマチカと云い、一をセインタキスと云う。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
それに、作詞家の間違いか、それとも、唄本の版元が
飜刻
(
ほんこく
)
の際に過ったものが、そのまま、後世に伝りましたものか、時として、唄の意味が通じなかったり、とても変な場合があるのでございます。
ながうた勧進帳:(稽古屋殺人事件)
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
既
(
すで
)
に江戸に始めて来たとき、同藩の先輩
岡見
(
おかみ
)
彦
曹
(
三
)
と云う人が、
和蘭
(
オランダ
)
辞書の原書を
飜刻
(
ほんこく
)
して一冊の代価五両、その時には安いもので随分望む人もある中に、私が世話をして朋友に一冊買わせて
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
飜
漢検1級
部首:⾶
21画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“飜刻”で始まる語句
飜刻本
飜刻物