トップ
>
飛島山
>
あすかやま
ふりがな文庫
“
飛島山
(
あすかやま
)” の例文
十八になつたばかりの、咲き
初
(
そ
)
めた櫻のやうに美しいお仙は、町内の花見の連中に加はつて、
飛島山
(
あすかやま
)
へ行つたのです。
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「知つてるよ、それで巣鴨へ花見に行かうといふんだらう。向島か
飛島山
(
あすかやま
)
なら花見も
洒落
(
しやれ
)
てゐるが、巣鴨の田圃で
蓮華草
(
れんげさう
)
を
摘
(
つ
)
むなんざ、こちとらの柄にないぜ、八」
銭形平次捕物控:144 茶碗割り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「面白がつて笑つて居たさうですよ、薄情な野郎で。尤も、それから直ぐ
飛島山
(
あすかやま
)
の花見で、戀
患
(
わづら
)
ひでせう。戀患ひでもしようと言ふ
太
(
ふて
)
え野郎は、他の女の子のことなんか、思ひやりがないわけで」
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
島
常用漢字
小3
部首:⼭
10画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“飛島”で始まる語句
飛島
飛島源一