風邪心地かざごこち)” の例文
この薬たしかに効能あるやうに覚えければその後は風邪心地かざごこちの折とてもアンチフェブリンよりは葛根湯かっこんとう妙振出みょうふりだしなぞあがなひて煎じる事となしぬ。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)