トップ
>
韞
>
つつ
ふりがな文庫
“
韞
(
つつ
)” の例文
母は自分の領分に踏み込まれたるように気をわるくするがつらく、光を
韞
(
つつ
)
みて
言
(
ことば
)
寡
(
すくな
)
に気もつかぬ
体
(
てい
)
に控え目にしていれば、かえって意地わるのやれ鈍物のと思われ言わるるも情けなし。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
光を
韞
(
つつ
)
める女の、言葉多からず
起居
(
たちい
)
にしとやかなれば、見たる所は目より鼻にぬけるほど
華手
(
はで
)
には見えねど、不なれながらもよくこちの気を飲み込みて機転もきき、第一心がけの殊勝なるを
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
韞
漢検1級
部首:⾱
19画
“韞”を含む語句
引韞
正韞