“靴拭蓆”の読み方と例文
読み方割合
くつふきむしろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は家にいて、両手で足をかかえゆかにすわっている。靴拭蓆くつふきむしろを舟ときめ床石ゆかいしを川ときめたところである。蓆から出るとおぼれてしまうと考えてるらしい。
靴拭蓆くつふきむしろの舟、奇怪な獣のいる床石ゆかいし洞窟どうくつ、そんなものさえもうなくてすむ。自分の身体だけでたくさんだ。