“雑色風”の読み方と例文
読み方割合
ぞうしきふう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……で、やはりみ妃かな? と思っているうち、供奉ぐぶの駒を曳いた公卿、輿こしいた雑色風ぞうしきふうの者などが二十数人、まぼろしか、影絵のように、どろどろと過ぎて、二条大路を北の方へたちまち消えた。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)