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雁屋
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かりや
ふりがな文庫
“
雁屋
(
かりや
)” の例文
「上は人の家です」と云うのが聞えた、「日本橋の
雁屋
(
かりや
)
信助という、海産物商の控え家で、登りきったところが裏木戸になっている筈です」
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
尤
(
もっと
)
も彼には勤めがあるし、宇乃は日本橋の
雁屋
(
かりや
)
に泊っていて、昼のうちしか会いに来られないから、ゆっくり話すだけの時間もなかったのであるが。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
甲斐は、「
雁屋
(
かりや
)
へ使いをやれ」いそぐぞと云って、用件を告げ、惣左衛門が去ると、立ちあがって寝間から出た。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「灯を入れる頃に起きる」と甲斐はおくみに云った、「
雁屋
(
かりや
)
と、いつもの芸人たちをよんでおいてくれ」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
甲斐はひそかに人を
遣
(
や
)
って、日本橋の
雁屋
(
かりや
)
信助を訪ねろ、と舎人に伝えたが、舎人の無罪が明白と思われるのに、これを罰することを、自分が主張しなければならなかった
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
加費藩の留守役で奥村藤兵衛という人に、おくみの兄の
雁屋
(
かりや
)
信助から糸を付けた、知ってのとおり、信助は
唐船
(
からふね
)
をやっているので、加賀藩の
抜荷船
(
ぬけにぶね
)
とかかわりがある、それを
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「船岡で作ってこちらへ送って来るのを、わたくしの実家の
雁屋
(
かりや
)
で売るんですの」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
甲斐は、風呂をもらおうと云い、すぐに、
雁屋
(
かりや
)
を呼んでくれ、と云った。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
雁
漢検準1級
部首:⾫
12画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“雁屋”で始まる語句
雁屋信助