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隠密
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こつそり
ふりがな文庫
“
隠密
(
こつそり
)” の例文
旧字:
隱密
『尤も、忠志君の
遣方
(
やりかた
)
の方が理屈に合ツてると僕は思ふ。
窃盗
(
ぬすみ
)
と云ふものは、由来暗い所で
隠密
(
こつそり
)
やるべきものなんだからね。アハヽヽヽ。』
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
今の社会は
鼠賊
(
そぞく
)
の寄合で道徳とかいふものは其鼠賊共が、暗中の
隠密
(
こつそり
)
主義を保持してゆく為めの規約だ。鼠賊をして鼠賊以上の行為なからしめんが為めには法律といふ網がある。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
学校といふ学校は、皆鼠賊の養成所で、教育家は、好な酒を飲むにも
隠密
(
こつそり
)
と飲む。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“隠密”の意味
《名詞》
隠密(おんみつ)
密かに何かをすること。秘密。
間者。スパイ。しのび。
(出典:Wiktionary)
“隠密”の解説
隠密(おんみつ)とは、主君などの密命を受けて秘かに情報収集などに従事する者、江戸時代の密偵。
(出典:Wikipedia)
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
“隠密”で始まる語句
隠密組
隠密役
隠密落
隠密廻
隠密者
隠密頭
隠密生涯
隠密遺書