“附和”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つけた50.0%
ふわ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父はまた附和つけたして、さま/″\な牧畜の経験、類を以て集る牛の性質、初めて仲間入する時の角押しの試験、畜生とは言ひ乍ら仲間同志を制裁する力
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
『丁度、それは彼娘の十三の時。』と敬之進は附和つけたして言つた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
人の視聴をくの結果、われより苦痛が反射せぬようにと始めから用心するのである。したがって始めより流俗りゅうぞくびて一世に附和ふわする心底しんていがなければ成功せぬ。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)