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阿閉
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あべ
ふりがな文庫
“
阿閉
(
あべ
)” の例文
「なるほど。それはそうかも知れんな。領内の者にそれが洩れていたようだったら、忽ち
阿閉
(
あべ
)
淡路の手勢があとを追って危害を加えたにちがいないからの」
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宮廷の人々の心的生活はたちまち彼らの影響に服した。帝の生母宮子
大夫人
(
たいふじん
)
の幽欝症さえも彼らの手によって
癒
(
いや
)
された。未来に帝位をつぐべき
阿閉
(
あべ
)
皇女の教育は真備の手に委ねられた。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
阿閉
(
あべ
)
貞明の隊といい、明智茂朝の隊といい、総じて明智勢のうえには、一種不気味なる死に物狂いがあった。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この辺は、明智の左翼第二隊、
阿閉
(
あべ
)
貞明の陣地である。北軍の
破綻
(
はたん
)
はまずこの一線から生じた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
閉
常用漢字
小6
部首:⾨
11画
“阿閉”で始まる語句
阿閉貞明
阿閉貞秀
阿閉間人臣