“阿波藍”の読み方と例文
読み方割合
あわあい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
阿波藍あわあい」といって、日本全土に行き渡り、おそらく紺屋こうやという紺屋、皆多かれ少かれここの藍を用いました。それというのもかつては吾々の着物のほとんど凡てが紺染こんぞめであったからによります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
年産額は一千万円を超え、二百万たん余を産し、十万戸の家がこれで生計を立てているといわれます。天明てんめい年間に井上伝女いのうえでんじょの始めるところと伝え、阿波藍あわあいを用い丈夫を旨として出来るかすりであります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)