阿媽マカオ)” の例文
二十の年まで岡使おかづかい帳付ちょうづけをやり、阿媽マカオではポルトガル語を、呂宋ではイスパニヤ語を聞きおぼえこみ、片言で言葉が通じるようになったところで副財ふうさいにひきあげられた。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)