“阿媽徒(おっかあてあい)” の例文
橋で、ぐるりと私たちを取巻いたのは、あまのじゃくを訛(なま)ったか、「じゃあま。」と言い、「おんじゃ。」と称(とな)え、「阿婆(あばあ)。」と呼ばるる、浜方屈竟(くっきょう)の阿婆摺媽々(あばずれかかあ)。町を一なめにする魚売の阿媽徒(おっかあてあい)で。
小春の狐 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)