“防寒靴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ガローシ80.0%
ワーレンキ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本当は新しい防寒靴ガローシをもうとっくに買わなければならない筈なんだ。底でゴムのいぼが減っちまったら、こんな夜歩けるものじゃない。
三月八日は女の日だ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
防寒靴ガローシはだいぶ古で、歩くとパクつくが、何! これがソヴェト五ヵ年計画に障害を来すわけでもないさ。——
ワーニカとターニャ (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
外套の下に上靴ガローシ防寒靴ワーレンキが三足かためてあった。窓から二米はなれて湯槽があった。黒い髪だけが湯槽の外へ見えた
無題(七) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)