閑院宮かんいんのみや)” の例文
当然閑院宮かんいんのみや別邸前の山径やまみちを辿ることになり、同時に、小田原城の下を通るトンネルから汽車のでてくる線路に沿うて歩くことになるのである。
復員殺人事件 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
閑院宮かんいんのみや寛子ひろこ女王殿下が小田原おだわらの御用邸のとうかいで、東久邇宮ひがしくにのみや師正もろまさ王殿下がくげ沼で、それぞれ御惨死ござんしなされたのはまことにおんいたわしいかぎりです。
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)