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長嘯
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ちょうしょう
ふりがな文庫
“
長嘯
(
ちょうしょう
)” の例文
この句は「酒肆に詩うたふ」によって、
如何
(
いか
)
にも秋風に
長嘯
(
ちょうしょう
)
するような感じをあたえ、詩としての純粋感銘をもち得るのである。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
もう一人は
悠然
(
ゆうぜん
)
としてズボンのかくしに手を入れ空を仰いで
長嘯
(
ちょうしょう
)
漫歩しているふぜいである。空はまっさおに、ビルディングの壁面はあたたかい黄土色に輝いている。
Liber Studiorum
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
騒然たる物音の中に、猛虎の
長嘯
(
ちょうしょう
)
。
汪克児
(
オングル
)
が何度も馬から転げ落ちている。幕。
若き日の成吉思汗:――市川猿之助氏のために――
(新字新仮名)
/
林不忘
、
牧逸馬
(著)
“長嘯”の意味
《名詞》
声を長く引いて詠吟すること。
(出典:Wiktionary)
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
嘯
漢検1級
部首:⼝
16画
“長嘯”で始まる語句
長嘯子