“鍾乳洞”の読み方と例文
読み方割合
しょうにゅうどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
団員のかつら正一君と篠崎始しのざきはじめ君とが、奥多摩おくたま鍾乳洞しょうにゅうどうを探検しようじゃないかと、ねっしんに主張しました。
妖怪博士 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
ただ孔が横にそれて、鍾乳洞しょうにゅうどうのようになっているところへはいると、きゅうに暗くなって、大いに気味が悪い。先は真暗で、どこまでつづいているのか見当がつかない。
黒い月の世界 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
天井から鍾乳洞しょうにゅうどうのようにたれさがっている無数のふくらみは、あれは乳ぶさのむれであろうか。
影男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)