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鉦叩
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かねたたき
ふりがな文庫
“
鉦叩
(
かねたたき
)” の例文
鉦叩
(
かねたたき
)
——湖の宿の訪客。秋のしよぼふる雨のなかで、垣の
内外
(
うちと
)
で、いつまで、たち去らない巡礼。鉦叩くだけで、御詠歌はやらない。
独楽
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
木の叉枝で念仏行者のやうにちんちんと行ひすましてゐる
鉦叩
(
かねたたき
)
や、がちやがちやと空騒ぎをして、静かな秋の夜を攪乱する轡虫に比べてみても、簑虫があまりにも藝のなさ過ぎるのは
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“鉦叩”の解説
鉦叩(かねたたき)は、中世・近世(12世紀 - 19世紀)の日本に存在した民俗芸能、大道芸の一種であり、およびそれを行う者である。鉦叩き、鉦たたき、金タタキとも表記する。「七道者」に分類され、やがて江戸時代(17世紀 - 19世紀)には歌念仏(うたねんぶつ)に発展するものあり、八丁鉦(はっちょうがね)あるいは八柄鉦(やからがね)とも呼ばれるようになり、門付芸となった。かねたたき坊主(かねたたきぼうず)とも。
(出典:Wikipedia)
鉦
漢検準1級
部首:⾦
13画
叩
漢検準1級
部首:⼝
5画
“鉦”で始まる語句
鉦
鉦鼓
鉦打
鉦太鼓
鉦入
鉦扣
鉦板
鉦皷
鉦磬
鉦紐