“重次”の読み方と例文
読み方割合
しげつぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時島原一円の領主であった松倉重次しげつぐは惰弱の暗君で、いたずらに重税をほしいままにした。宗教上の圧迫も残虐で宗徒を温泉うんぜん(雲仙嶽)の火口へ投げ込んだりした。
島原の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
殉死を願って許された十八人は寺本八左衛門直次なおつぐ、大塚喜兵衛種次たねつぐ、内藤長十郎元続もとつぐ、太田小十郎正信、原田十次郎之直ゆきなお宗像むなかた加兵衛景定かげさだ、同吉太夫きちだゆう景好かげよし、橋谷市蔵重次しげつぐ、井原十三郎吉正よしまさ、田中意徳
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)