“里馬”の読み方と例文
読み方割合
リマ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秘露ペルーの空は雨をもたらさず、里馬リマのまちは砂塵のみがある。その塵をおさえるために、電車は昼夜をわかたず水をふりまきながらしきりと往来しているのだ。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
里馬リマ市より一望すれば広く果てしなく、黄塵の路は禿山につづく。一年中雨の林や谷をうるおすこともなく、水を貯めて農夫は砂糖きびの畑にまいているのである。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)